SNEEZE × Senspace
1月13日(土)にART x TECHの今が体験できる「DIG SHIBUYA」で遊べる新年会を開催!
MVMNTでは、アーティストの問いと好奇心を起点としたR&Dを推進しており、その第一弾としてアーティスト・ハッカーの石原航氏と共にソーシャルインフォデミックゲーム「SNEEZE」をリリースしました。SNEEZEではウイルスによって失われたコミュニティを、仮想のウイルスによって取り戻し、予期せぬ偶然の繋がりによって、共通体験を持つ者同士の不思議なグルーヴ感を生み出します。
本イベントでは、開発者の石原航氏をお招きし「SNEEZE」の開発ストーリーを掘り起こしながら、SNEEZEがハックしたものについてお話しを伺います。
またゲストに、Web3技術等を活用して新たな価値や体験、エンターテイメントを創造するSenspaceのスターン廉さんをお招きし、物語の力によって、夢や理想を叶える新感覚キャラクターブランドの展開など、テクノロジー×クリエイティブを体験できる参加型プロジェクトについてお話しを伺います。
イベントの後半では、参加型のアートゲームイベント「SNEEZE MAKER」を開催!
「SNEEZE MAKER」は、アートの力と参加者のアイデアを融合し、2024年に蔓延してほしい“幸せのウイルス”を科学します!この遊び心に溢れたピースフルな体験では、気軽に、そして意図せずにWeb3技術やDAO(分散型自律組織)に触れながら、現実世界およびデジタル上での繋がりによる相互作用について、新たな視点・価値観を提供します。
OUTLINE
日時:2024.01.13(Sat)13:00-15:30
会場:FabCafe Tokyo
(東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7)
参加費:無料
PROGRAM
2024年の願いを込めたベストウイルスをつくろう
其の一: プロジェクト紹介 30分
■Alternative Code Series第一弾「SNEEZE」が目指すもの
■Senspaceの活動について
其の二: 新年スペシャルワークショップ 90分
“スニーズメーカー”
■ワークショップの説明
■2024年の幸せについて考えよう
■みんなでウイルスになりきって性格を考えよう
■みんなで繋がり、みんなでベストウイルスをつくろう
其の三:テーマトーク 30分
■アクティビティを通したNFTやDAOの仕組みを解説
■Q&A
ミートアップ: 30分
※ワークショップ参加者は必ず時間までにお越しください。
What’s SNEEZE
MVMNTではアーティストたちの創造的なアプローチを用いて、新たな規範・行動様式を生み出すR&Dの一環として「Alternative Code Series」に取り組んでいます。現代の私たちが直面する課題の多くは複雑で、これらを克服するためには、私たちの価値観、信念、考え方を変えるしかありません。Alternative Code Seriesは、アーティストの問いと好奇心を起点としたR&Dを推進し、ユーザーひとりひとりが自身を主人公として語りたくなるナラティブなコンテンツとしてプロトタイプ(試作)し、体験可能なものとして提示します。
第1弾はアーティスト・ハッカーの石原 航氏とのソーシャルインフォデミックゲーム「SNEEZE」。SNSで感染する仮想のウイルスの培養・伝染によって、偶然の繋がりを形成していく遊びとしてのコミュニケーションツールであり、人と人との連帯感のあり方に新たな可能性を提示します。
TweetからSNEEZEへ。SNSでクシャミしよう。
石原航氏とのコラボレーション作品として、SNSのデータを活用したソーシャルインフォデミックゲーム「SNEEZE」を開発。SNEEZEは、ウイルスを「繋がりを感じる触媒」として善的に捉え直し、人類がCovid-19によって分断された“他者との繋がり”を、再びウイルスの力によって繋ぎ合わせるために開発されたツールです。
ウイルスが持つ人から人への偶発的な伝播性や拡散性をSNSでのリアクション行為に取り入れ、SNS上での情報拡散を「くしゃみ」をメタファーに、コミュニケーションをハックする新しい試みとなっています。
SNEEZE ウェブサイト: https://about.snz.tw/
Senspace
Web3技術等を活用して新たな価値や体験、エンターテイメントを創造するコンテンツ・カンパニー。
現実世界のコミュニティが自分だけのキャラクターを所有し、それぞれの夢や理想を叶える新感覚キャラクターブランドの展開や、気軽にテクノロジー×クリエイティブを体験できる参加型プロジェクトの企画・運営を行っています。
SENSPACE ウェブサイト: https://senspace.studio/ja
Speaker
Ko Ishihara
石原 航
アーティスト/デザイナー / アーティスト / ハッカー
慶應義塾大学総合政策学部卒業、同学政策・メディア研究科博士課程を単位取得満期退学。 「ありえるかもしれないインターネット」をテーマに様々な作品、システムを制作・開発しながら新しいアバター観やデジタルコミュニティの可能性を思索・研究中。 総務省認定異能β(総務省公認のへんなひと)保持者。Ars Electronica 2019 Future Innovatorに選出。公益財団法人クマ財団奨学クリエイター4〜5期生採択。 主な受賞歴にWIRED Creative Hack Award 2021 準グランプリ、同賞 2018 特別賞、Campus Genius Contest 2019 審査員特別賞など。
Ren Stern
スターン 廉
Senspace代表取締役兼社長
1991年、ニューヨーク生まれ。Senspace代表取締役兼社長。ハミルトン・カレッジ(NY)社会学部卒業。2019年、ベンチャーキャピタル「SIP Global Partners」のプリンシパルとして、ニューメディアへの投資に従事。2021年、Web3技術をベースとしたコンテンツ・カンパニー「Senspace」を創業。従来とは一線を画したアプローチでブロックチェーン等の最新技術を活用し、キャラクターコレクティブの運営や体験型コンテンツを展開。また、音楽への情熱からヒップホップレーベル「Frank Renaissance」を創立し、日米アーティストとの協業や、カーネギーホールの音楽教育プログラムをサポート。
Lennon Yamada
山田 麗音
株式会社ロフトワーク, Creative Executive/シニアディレクター
1985年生まれ。京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業。コンセプチュアルデザインを軸に、グラフィック/エディトリアル/ 展覧会のキュレーションなどを手掛けるフリーランスとして活動後、2016年ロフトワークに入社。「NEWVIEW」「SHIBUYA QWS」「ひろしま公式観光サイト『Dive! Hiroshima』」などデジタル×フィジカルを跨ぐ大型プロジェクトのクリエイティブディレクションを多数担当。XRのグローバルコミュニティ育成から共創施設立ち上げまで、幅広いジャンルでユニークな世界観と新しいユーザー体験を生み出す。モットーは「クリエイターとともに前人未到の合流地点を目指す」。2022年4月よりCreative Executiveに就任し、ロフトワークのクリエイティブの向上と発信をミッションに活動中。
Miku Sega
瀬賀 未久
MVMNT 広報・PRマーケティング
千葉大学都市環境システム学科卒業。ランドスケープ設計事務所でデザイナーを経た後、空間クリエイティブカンパニーにて、ブランディングとプロモーションを中心に、イベントや展覧会の企画、商業施設開発を手掛ける。2018年よりgluon に参画し、建築・都市とテクノロジーの両軸から、領域を横断して様々な専門領域を繋ぎ、新しい価値を生み出すために、都市のビジョン構築や技術実装に取り組んでいる。また、メディアアートの文化振興と人材育成にも力をいれており、2018 年よりCG-ARTS にて文化庁メディア芸術祭をはじめとするアートプロジェクトの企画、クリエイティブ・ディレクション、広報業務に携わる。2023年よりMVMNTユニットに参画。これまで活動してきた都市×アート×テクノロジーの分野に、新たにコミュニティを掛け合わせ、クリエイティブを核にした企画開発に従事している。
連携イベント「Dig Shibuya」
〜ART x TECH:渋谷からうまれる最新カルチャーを体験する3日間〜
渋谷区の公園などの公共空間やクラブ・ミュージックバーなど点在するベニューを一つの分散型の美術館に見立てた、回遊型のART x TECHの今が体験できるカルチャーイベント”DIG SHIBUYA”
オフィシャルプログラムとして、国内外からアーティストを招きアートのインスタレーションを展開するとともに、連携プログラムとして、渋谷で活動する企業や団体の新しい技術やアイデアをショーケースします。
開催概要
DIG SHIBUYA 2024 (ディグシブヤ)
開催日程: 2024年1月12日(金)から1月14日(日)の3日間
開催場所: 渋谷公園通り周辺エリア、代々木公園ケヤキ並木、渋谷区立北谷公園、などの公共スペースや周辺のギャラリースペース、Spotify O-EAST他
参加費用: 無料(ただし、一部のプログラムは有料)
主 催: SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会
共 催: 渋谷区
後 援: 一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン
助 成: 令和5年度日本博2.0事業(補助型)(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
連携協力: シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](CCBT主催事業)
アート企画・回遊施策企画: (FUN FAN NFT提供) スタートバーン株式会社
特別協力: 渋谷公園通り協議会、渋谷公園通商店街振興組合、渋谷センター商店街振興組合、渋谷道玄坂商店街振興組合
dig shibuya ウェブサイト: https://digshibuya.com/
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