3Dスキャンで残す、東京の「暮らし」と「物語」
『暮らしのアーカイブレッスン』では、参加者自身がスマートフォンを使って、自分の暮らしを3Dスキャンする方法を学び、東京の多様な生活空間や物語をデジタルアーカイブとして残すワークショップイベントです。3Dスキャンの技術を習得しながら、暮らしに関する対話や3Dデータの活用方法について考察します。
開催概要
暮らしのアーカイブレッスン
〜3Dスキャンで残す、東京の「暮らし」と「物語」〜
- 日程: 2024年12月8日(日) 13:00-15:00 (12:45開場)
- 会場: 吉祥寺の古民家(吉祥寺駅から徒歩10分程度)
- 定員: 15名(先着順)
- 参加費: 無料
※会場の詳細については参加者に後日メールにてご案内します。
※イベント中の様子は写真や動画で記録し、プロジェクトの紹介や今後の広報活動に使用する場合があります。ご了承のうえ、お申込みください。
東京のリアルな暮らしをデジタルで残しませんか?
プロジェクト紹介
「TOKYO (UN)REAL ESTATE」は、東京に暮らす人々のリアルな生活空間を3Dスキャンし、新たな「(不)不動産」として3Dデータ化。東京の多様なライフスタイルをデジタルアーカイブし、「考現学」の視点から現代社会を考察します。また、収集したデータは、ゲームや漫画、アニメ、映像作品のクリエイターたちが自由に利用できるオープンデータとして公開します。
Google Mapや大規模都市データでは目にすることができない、パーソナルな居住空間をデジタル技術で記録し、オンラインで公開。あなたの住まいが、ゲーム、映画、マンガなど、さまざまな領域のクリエイターたちにインスピレーションを与え、新しい形で作品に反映されることで、新たな価値が生まれるかもしれません。
ワークショップ・プログラム
▼ワークショップの流れ <12月8日(日)13:00-15:00>
ワークショップではスマートフォンやタブレットを使った3Dスキャンの基本操作をレクチャーし、実践を通じてスキャンの手法を習得し、生活空間を3Dで記録する方法を学びます。
- プロジェクト紹介
- 「TOKYO (UN)REAL ESTATE」プロジェクトの概要紹介。
- 3Dデータが拡げるクリエイティブ表現の可能性
- アイスブレーク|参加者自己紹介
- 参加者が持参した自宅の部屋写真を共有しながら、部屋を通した自分らしさを共有
- 写真から感じる東京の暮らしについて語り合い、交流を深めます。
- スキャン方法のレクチャーと実践
- スマートフォンやタブレットを用いて、3Dスキャンの基本操作をデモンストレーション形式で解説します。
- 実際に会場内で参加者が順に3Dスキャンを実践しながら、操作のコツやポイントを学びます。
- スキャン実施に向けたQ&A
- 各自の自宅でのスキャン実施に向けて、実際に取り組む際の注意点や質問を共有し、不明点を解消します。
- クロージングと今後の活動案内
- 本日のまとめを行い、参加者が自宅でのスキャンに向けた準備、「TOKYO (UN)REAL ESTATE」へのデータ提出方法や今後のイベント案内
▼ワークショップ後の流れ
- 参加者は自宅で実際にスキャンを行い、TOKYO (UN)REAL ESTATEにデータ登録を行います。
※3Dデータはクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスで提供され、クリエイターや市民が、自由にデータを創作活動に使用することを可能にします。
こんな人におすすめ
- 自分の住空間をデジタル化し、未来に残したい方
- ゲームや映像、アニメの制作現場に関心があり、創作の一端を担いたい方
- 東京の多様なライフスタイルの記録に協力し、文化や生活のアーカイブに貢献したい方
- 他のクリエイターにインスピレーションを与えるデータを提供し、新たな作品の制作に寄与したい方
持ち物
⚫︎スマートフォンまたはタブレット
※事前にアプリ「Scaniverse」のインストールをお願いします。(ダウンロード無料)
・iPhone/iPad版はこちら
・Android版はこちら
⚫︎お部屋の写真データ
※自己紹介で使用します。参加申込みフォームから投稿してください。
ファシリテーター
MVMNT
MVMNTは、「20XX年の伝説を創造する」をミッションに、ありえるかもしれない未来の社会と文化をポップアップ&インストールし、未知のムーブメント=新たな伝説を生み出すスペキュラティブデザインの専門チームです。アートドリブンで思想性・社会性のあるコンテンツ(新たな意味・世界観、きっかけ)をプロトタイピング。現代社会に新たな世界線を表出し、コミュニティの力でXS~XXXLまで創造的な社会運動を起こすことを目指しています。
About PROJECT
TOKYO (UN)REAL ESTATE
東京(不)不動産
TOKYO (UN)REAL ESTATEは、東京に暮らす人びとの「ありのままの暮らし」を紹介する架空の不動産屋です。
東京の多種多様な住まいと暮らしを3Dデータで保存し、そのデータを新たな(不)不動産として、ゲーム、マンガ、アニメ、映像など、さまざまなクリエイターたちが活用できるようにすることを目指しています。
“誰か”の暮らしは、 “誰か”にとって価値となる。
あなたの住まいを新しいXR不動産の形として共有しませんか?
ROOM WANTED!
お部屋の3Dデータも募集中>> https://mvmnt.tokyo/info/news/tokyo-unreal-estate-room_wanted
CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。
このプロジェクトは、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]のアーティスト・フェロー活動の一環として行われるアートプロジェクトです。
未来の社会や文化を想像し、仮想的に表現するためのポップアップ&インスタレーションを目的としています。
重要: このプロジェクトは架空の不動産屋のコンセプトに基づいており、実際の物件の販売や取引は行いません。